趣旨:
コロナ禍と大学に関わって多く論じられてきたのは、そこで大きな変化を迫られた教育の状況であり、また学生の状況であった。だが、同時にコロナ禍の大学で極めて大きな役割を果たしていたのは職員である。しかし学生や教員と比べて職員の実態やその声を掬いあげる試みはあまりされていない。
コロナ禍対応の最前線に立っていたというべき大学職員は、そこでどのような経験をしたのか。またその経験はポストコロナの職員の在り方、ひいては大学の在り方にどう影響するのか。
周知のように、今世紀に入る頃から、大学職員が果たす役割の重要性が認識され、それに関わる議論が活発になされるようになっていた。そこで取り上げられていた「スタッフ・ディベロップメント」、「専門性」、「多様性」、「教職協働」などの諸論点は、ポストコロナの時代を迎えるなかで、どのような意義や課題をもたらすのだろうか。また、現在そこにどのような新たな論点が登場し、今何が職員に求められているのだろうか。
今回のセミナーでは、あらためてコロナ禍を経験した大学職員の視点から、今後の大学職員、さらには大学そのものの課題を明らかにすることをめざしたい。
1.日 時: 令和 4年 8月26日(金) 13:30~16:50
2.形 式: オンライン形式 <Zoomウェビナー>
3.テ-マ:「コロナ禍と大学職員」
13:30~13:40 開 会,支部長あいさつ
IDE大学協会東海支部長・名古屋大学総長 杉山 直
〔司会:名古屋大学副総長 佐久間 淳一〕
13:40~14:20 基調講演(40分)
「コロナ禍と大学職員-全国大学職員調査から-」
東京大学 大学院教育学研究科 教授 両角 亜希子
14:20~15:50 話題提供(90分)
〔14:20~14:25 趣旨説明(5分) 名古屋大学 副総長 佐久間 淳一〕
[14:25~14:40(15分)] 愛知県立大学 学務部学生支援課 課長 成瀬 雄一郎
[14:40~14:55(15分)] 中京大学 学長補佐(学事担当)兼学事局長 山田 高資
[14:55~15:10(15分)] 中部大学 大学事務局長・事務統括副本部長 市原 幸造
[15:10~15:25(15分)] 文部科学省 科学技術・学術政策局 産業連携・地域振興課
産業連携推進室長心得 篠原 量紗
(元 東海国立大学機構 名古屋大学教学事務統括 教育推進部長)
[15:25~15:50(25分)] (若手事務職員)
愛知教育大学 学務部教務企画課 係員 中村 彩乃
愛知大学 企画部入試課 職員 鈴木 陽介
南山大学 学務部国際センター事務室 主事 山田 成実
15:50~16:00 休憩
16:00~16:45 討論 (パネルディスカッション)(45分)
16:45~16:50 閉 会あいさつ 〔名古屋大学副総長 藤巻 朗〕
4.申込方法
次のリンクから8/24(水)までに「参加登録」をお願いいたします。
(参加者定員(500名)に達すると受付終了)
<Zoomウェビナー:登録リンク>
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_Kzn-hBCSTn2ZJCYLr6IsRA
5.参加費用 無料
6.問合せ先
〒464-8601 名古屋市千種区不老町 東海国立大学機構(名古屋大学)総務部総務課内
IDE大学協会東海支部事務局:担当 小川
Tel:052-747-6509 / Fax:052-788-6272
E-mail:ide-tokai@adm.nagoya-u.ac.jp
PDFファイルダウンロード
プログラム → 0041_tokai_program2208.pdf